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◆ 少女こいし − close eyes ◆ 第4話「地上へ」
◆◇SIDEさとり◇◆
私はこいしはと接点のある霊夢さんに会うことにしました。
彼女たちなら、こいしの為に何かしてくれるかもしれません。
そんな期待を込めて会ったのですが……
「知らないわね………だいたい、あんたの妹の方から勝手に遊びに来てるんだから」
『もう、何なのかしら?』と心の中で思いながら彼女は言い放ちました。
「こいしがなんでそうなったのかは知らないけど、方法はなくはないわね」
こいしの為ならばどんな方法でもいい。
それで救われるならと
「なるほどですね、貴方の考えは流石です。それではそういう手筈で行きましょう」
わざわざ彼女が口に出さなくても私には伝わりました。
彼女が考えていることが上手くいくということは全く分かりませんが
「ん、その能力本当に嫌みよねぇ……」
そんな彼女を横目にその計画の為、準備をしに行くのでした。
◆◇SIDEこいし◇◆
お姉ちゃんが色々と忙しそうにしている。
あの日以来、私の部屋に来ることはないけれど私の為にってやつなんだろう。
何をしたって無駄なのに……
「こいし、ちょっとお燐とお空と一緒に地上の神社に行ってくるわ」
お姉ちゃんがペットの2人を連れて出かけるのはいつものこと
でも、神社に行くのは初めてのような気がする。
「宴会があるみたいなんだけど招待されてね」
そうか、宴会の日なんだね……私も行きたいなぁ
見つからないように様子を見てみればいいかな?
「それじゃあ、行ってくるわね」
お姉ちゃんが行ったのを確認して、私はそっと外に出てみた。
久しぶりの外の空気、まして地上なんていつ以来だろう
ワクワクした気持ちはあるけれど、お姉ちゃんのことを考えると決していい感じではなかった。
「お姉ちゃん、ごめんね。彼女の笑顔を見たいだけだから」
私はただ一つの目的だけを目指して、地上へと向かった。